【中央時評】外交官潘基文、政治家潘基文(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.01 13:05
「盧武鉉(ノ・ムヒョン)背信議論」も整理しなければならない問題だ。2003年に大統領就任を控えた盧武鉉氏が潘氏(前国連大使)と向かい合った。「みんなが立派だと言っているので青瓦台(チョンワデ、大統領府)外交補佐官としてサポートしてください…。ところで潘大使は私をよく知らないでしょう」。当時政務首席秘書官だったユ・インテ氏は「潘氏は引退直前だったが、米国と日本が好むとして盧氏がひとまずそばに置いて見守ろうと話した」と記憶している。
外交部長官に栄転した彼を2005年12月にマレーシア歴訪中だった盧大統領が絶賛した。「外交官は既得権だけ守り欲ばかり多く閉鎖的だと疑ってきた。ところが(潘長官を見つめ)ここにおられるがどれだけ見ても正しいことをたくさんやる。花札をやればだらだらと時間稼ぎする人たちがいるが、韓国外交部はとてもスピードが速い」。