<韓米原子力協定>放射性廃棄物の貯蔵施設、飽和直前なのに韓国政府は…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.03 09:04
まだ工事が終わっていないが、すでに2010年から放射性廃棄物が搬入され、ドラム缶2536個が積まれている。ソン・ソクヒョン引受運営室長は「蔚珍と月城原発の中低水準廃棄物が飽和状態に達して搬入した」とし「今年も2000個ほど追加で搬入する予定」と説明した。
慶州に建設中の処理場には中低水準の放射性廃棄物のみ貯蔵できる。しかし施設が完工していないにもかかわらず、すでに廃棄物が積まれている。さらに深刻な問題は、原発内の使用済み核燃料臨時貯蔵施設が近く飽和状態になるが、政府がまだ対策を出していないという点だ。