【コラム】急成長するアジアインフラ市場、韓国にチャンス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.07 13:00
インフラ支出が長期的に世界貿易の成長を牽引するという展望は、韓国の重工業に特別な機会になると考えられる。最近の報告書「HSBCグローバルコネクションズリポート」は、インフラ関連貿易が2030年まで年平均9%ずつ増え、今後17年間にインフラ関連支出が3倍以上に増えると予想した。また、インフラ増加効果としてグローバル貿易が2015年まで徐々に成長し、2016年から2020年まで成長が加速するとみている。同じ期間、グローバル成長率予測値が4%以下であることを考えれば、インフラ分野は暗うつな経済状況でほぼ唯一、見通しが明るい分野といえる。
インフラプロジェクトに必要な材料と生産増大に必要な設備をすべて含めれば、インフラ関連貿易がグローバル商品貿易に占める比率は2013年の45%から2030年には54%に増加する。アジア諸国は先進国が今後のアジアの成長に大きく寄与しないと信じている。このため未来の成長のために領域内で有機的なシナジーを創出しようと努力している。国家間の物理的な連結性を高めるだけでなく、増加するアジア中産層の経済潜在力を活用するためのさまざまな案も推進されている。