日本のホストバーで法人カード6300万ウォン…女性職員の横領の手口とは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.06 14:50
2010年、ソウルのあるIT企業人事管理チームに就職したチョさん(22、女性)は、職員の海外出張費の伝票処理業務の担当になった。チョさんは同年12月からコーヒーやピザなどの飲食費を法人クレジットカード(以下、法人カード)で出すなど、会社のお金を個人的用途として使い始めた。会社が気づかないと分かりさらに大胆になったチョさんは、法人カードで海外旅行に行ったりブランドバッグを購買したりした。2回目の旅行からは、チョさんの行き先にはホストバーが必ず含まれていた。
チョさんは昨年1月から6月まで、日本を往復して東京のホストバーをはしごした。特に4月に行った新宿の2カ所のホストバーでは、3日間で合計6300万ウォン(約420万円)を法人カードで決済した。韓国内でも破格のカード使いは続いた。遊興業店、高級レストラン、ショッピングモールなどで、チョさんが使った法人カードの利用内訳は埋められていた。