【コラム】グーグルvs中国、衝突の結末は…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.19 10:24
米国が希望する体制が中国に成り立つ可能性はないように見える。このまま行けば「経済超強大国」になった‘非民主国家’中国と‘民主国家’米国は戦うことになる。米国は政治・政策的な介入が必要だという誘惑に駆られるかもしれない。しかし民主平和論・新自由主義経済学の理論の通りにならないのは、中国にインターネットの自由がないからだという判断が可能だ。
一部ではすでにグーグルが米国政府の代理人(proxy)として中国に戦いを挑むのではないかという疑惑も提起されている。グーグルが中国を離れればグーグルだけが損をする。グーグルは4000万人の中国人使用者を確保した。「出て行くなら出て行け」というネットユーザーもいるが、「グーグルなしに生きていけない」という層も厚く形成されている。それでもグーグルは既得権を捨てて撤収するかもしれない状況を自ら作った。グーグルが銃を担いだのではないだろうか。