◆外交・安保

朴大統領は演説で、「今年の国政運営においてもう一つの核心課題は韓半島（朝鮮半島）統一時代の基盤を構築することだ。北核の完全な廃棄のための多様な案を模索する。人道的支援を強化し、民間交流も拡大していく。今回のソル（旧正月）を迎え、過去５０年間待ち望んできた高齢者の離散家族が対面し、心の傷が癒やされることを希望する」と述べた。以下は関連問答。

－－韓半島信頼プロセスを通じた平和統一基盤の構築のために今年どんなことを準備しているのか。

「統一する必要があるのかという人もいるが、一言で、統一は大きなプラスだ。もし統一すれば、私たちの経済は大きく飛躍できる。安保を固め、北が核を放棄すれば、国際社会と力を合わせて積極的に助ける。人道的支援を強化し、南北住民間の同質性回復に努力し、統一に対する共感を広めるために国際協力を強化する考えだ」

－－北朝鮮の急変事態に対するシナリオは。

「昨年、張成沢（チャン・ソンテク）処刑を見ながら、世界の人々が北の実情について改めて感じたはずだ。北がどうなるかは誰も確実に話せない。あらゆる可能性について徹底的に備える」

－－南北首脳会談を進めるのか。

「必要なら、北の指導者といつでも会う考えがある。しかし会談のための会談になってはいけない。実質的な成果を出せる会談の環境にならなければいけない」

－－韓日関係への対応は。

「新政府がスタートする時から、正しい歴史認識に誠意ある姿勢を見せることを強調してきた。最近になってこれを否定する言動が出てきて残念だ。韓日首脳会談をしないと話したことはない。しかしこれは両国の関係発展に役立つ結果をもたらさなければいけないので、十分な準備が必要だ」


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