「統一後、北朝鮮で失業者300万人」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.05 09:57
南北(韓国・北朝鮮)統一後、北朝鮮だけで300万人以上の失業者が発生する可能性があると分析された。これは北朝鮮の経済活動人口(1100万-1200万人推算)の30%に該当する。したがって、南北双方の混乱を最小化するために北朝鮮住民の韓国移住を段階的に拡大し、北朝鮮住民に対する政策的補償案を用意するべきだと指摘された。特に中小企業や小規模商店は私有化の過程で北朝鮮の従事者に売却し、集団農場の土地も現地の北朝鮮農民に配分するよう提案された。
政府は金融委員会を中心に3月末、こうした内容の報告書「韓半島(朝鮮半島)統一時に予想される主要イシュー検討:経済・金融分野を中心に」(以下、統一報告書)を作成したことが3日、確認された。この報告書は南北統一に対応した一種の経済・金融分野「コンティンジェンシープラン(非常計画)」で、企画財政部・金融委員会共同「統一金融TF」が来月発表する「統一金融政策課題」にも反映される予定だ。