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【社説】次の旧正月と秋夕には6万人離散家族の願いをかなえよう

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.09.27 13:18
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今回の秋夕(チュソク)には超大型満月の「スーパームーン」が明るく浮かぶという。普段よりも月と地球の距離が2万3000キロメートルも近づいて起きる現象だ。スーパームーンを一緒に楽しむ懐かしい家族に会うための民族大移動という定例イベントは真っ最中だ。

だが、休戦ラインの鉄条網に遮られ故郷に行きたくても行けない人たちがいる。失郷民、その中でも6万人を超える離散家族再会申請者とその家族だ。8・25南北合意により今回会うことになった家族も秋夕から1カ月が過ぎた来月20日まで待たなければならない。その上0.1%程度の100家族だけが「ロト当選確率」を突破して再会という幸運をつかんだ。

 
1988年から韓国政府に離散家族再会を申し込んだ人は13万人に達する。半分近い6万3000人余りは別れた家族の生死確認もできずに亡くなった。生存している再会申請者の中でも半分以上が韓国人の平均期待寿命である81.9歳を超えている。時間はいまも離散家族が待ち焦がれているにもかかわらずカチカチと流れている。

10月20~26日に金剛山(クムガンサン)で行われる離散家族再会のように南北それぞれ100人ずつだけが会うなら順番が回ってこない申請者がほとんど大部分だろう。1年間に秋夕や旧正月のような名節に1~2回ずつきちんと再会が行われてもだ。離散家族再会の定例化と大規模化が提起される理由だ。

朴槿恵(パク・クネ)大統領は8月15日の光復(解放)70周年の祝辞で離散家族6万人全体の生死確認を北朝鮮側に提案している。私たちは北朝鮮側にもう一度促す。この提案をすぐに受け入れるようにと。生死だけでも確認することが分断の痛みを慰める出発点だ。

北朝鮮の政権はこれ以上離散家族再会を交渉のカードに利用してはならない。60年以上生き別れた離散家族の目にこれ以上血の涙を流させてはならないだろう。彼らが一度に全員が金剛山(クムガンサン)であれ、ソウルであれ、平壌(ピョンヤン)であれ、1カ所やまたはいろいろな場所に分かれて同時に再会すべきだが、そうできない現実の壁は残念なばかりだ。

韓国政府は北側のせいだけにするのではなく、さらに遅くなる前に前向きに離散家族問題を解決する特別な対案を提示しなければならないだろう。生死確認に続き画像再会、ビデオメッセージまたは書信交換、交換訪問、再会定例化など段階的にあるいは一挙に解決できる「度量の大きい解決策」を探さなければならない。この際名分はあるが実効性が落ちるという評価を受けた5・24措置を果敢に解除し、金剛山・開城(ケソン)観光を再開することも積極的に検討すれば良い。

もちろん相手がある事案であり一方的譲歩は難しいが、これを言い訳にまごまごしては機会を逃してしまいやすい。時間は離散家族の味方ではない。南北の政府は離散家族問題を彼らの個人史として片付けてはならない。

最近になり北朝鮮が10月10日の労働党創建70周年を前後して長距離ミサイル発射と核実験など軍事的挑発を行う可能性が大きくなっている。これに伴い、その後に予定された今回の離散家族再会が失敗に終わることもありうるとの懸念が提起されている。だが、その場合も開城工業団地稼動は持続されるもので、離散家族問題もこのような形でアプローチしなければならない。人道主義的交流である離散家族再会を他の懸案と連係させるのは望ましくない。

来月3日はドイツ統一25周年になる日だ。西ドイツは「接近を通じた変化(Wandel durch Annahrung)」で結局は統一を達成した。離散家族再会はまさにそうした解決策の代表事例になるだろう。来年の旧正月と秋夕には6万人の離散家族全員が一度に再会する願いを成就することを祈ってみる。(中央SUNDAY第446号)



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