【社説】次の旧正月と秋夕には6万人離散家族の願いをかなえよう
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.09.27 13:18
今回の秋夕(チュソク)には超大型満月の「スーパームーン」が明るく浮かぶという。普段よりも月と地球の距離が2万3000キロメートルも近づいて起きる現象だ。スーパームーンを一緒に楽しむ懐かしい家族に会うための民族大移動という定例イベントは真っ最中だ。
だが、休戦ラインの鉄条網に遮られ故郷に行きたくても行けない人たちがいる。失郷民、その中でも6万人を超える離散家族再会申請者とその家族だ。8・25南北合意により今回会うことになった家族も秋夕から1カ月が過ぎた来月20日まで待たなければならない。その上0.1%程度の100家族だけが「ロト当選確率」を突破して再会という幸運をつかんだ。