北朝鮮、今度は国会人権法めぐり「容認できない挑発」非難
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.17 15:21
14日にミサイル試験発射、15日には核実験を示唆して威嚇した北朝鮮が、16日夜、韓国国会の北朝鮮人権法案の一部合意をめぐり「容認できない挑発」と主張した。北朝鮮は対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)の報道官談話を出し、「離散家族再会と当局者会談を控えているこの時期に、南朝鮮の国会が謀略的な北人権法を操作しようとするのは、我々の尊厳と体制を全面否定するものだ」という立場を官営朝鮮中央通信の報道を通じて明らかにした。
8・25南北高官接触は共同声明文第1項で「南北関係改善のための当局者会談をソウルまたは平壌(ピョンヤン)で早期に開催」するとした。離散家族再会は来月20-26日に金剛山(クムガンサン)で行われる予定だ。北朝鮮の祖平統が16日の談話で「離散家族再会と当局者会談を控えている」という表現を使ったことに関し、政府当局者は「当局者会談に関する提案が(南北間で)行き来したことはない」とし「8・25合意の履行過程であり、日程に触れたにすぎない」と述べた。