未成年者が含まれるガールズグループは、今後、扇情的なダンスやセクシー衣装を見せることはできなくなりそうだ。

放送通信審議委員会は２５日、未成年者の露出を規制する内容を新たに盛り込んだ「放送審議に関する規定の一部改定規則案」を立法する予定だと発表した。改定案第２５条の放送出演関連条項には「放送は子どもや青少年が過度に露出した服装で出演したり過剰に扇情的な場面を演出したりしないようにするべき」との規則を新たに盛り込んだ。来月初めまでに、この改定案が規制改革審査などを経て原案通りに通過した場合、今後は未成年者が含まれるガールズグループが音楽放送で扇情的なダンスを踊ったり露出のある衣装を着たりするところは見られなくなる。

放送通信審議委員会によると、レギュラー司会者の標準語使用を強化するものと見られる。特に子どもや青少年を主な視聴対象としている番組ではさらに標準語と正しい表記法を使わなければならない。

もし放送局が規定を犯した場合、“警告”“注意”“該当番組の停止”“関係者の懲戒”などの制裁を与えることができ、この制裁が度重なればその後の放送局再許可審査などに影響が及ぶことになる。