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<バドミントン>イ・ヨンデらの懲戒が撤回…韓国協会のあきれるミスが帳消しに

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.16 15:36
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選手に過ちはない。すべての責任は大韓バドミントン協会(会長、申溪輪)にある。1月にはきちんと説明もできなかった。法律諮問団の助けを受けた後、選手も被害者という根拠を提示し、劇的に救済を受けた。この3カ月間、韓国バドミントン界を騒がせたイ・ヨンデ(26)-キム・ギジョン(24、以上サムスン電機)の資格停止と撤回ハプニングを要約するとこうだ。

バドミントン協会は15日、記者会見を開き、世界バドミントン連盟(BWF)ドーピング聴聞委員団がイ・ヨンデとキム・ギジョンに下した懲戒を撤回したと発表した。

 
これに先立ちBWFは1月13日、両選手を1年間資格停止処分とした。世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は不意に選手を訪れ、薬物を服用していないか検査するが、両選手は3回のドーピングテストに一度も応じなかった。バドミントン協会が選手の所在地を正確に報告していなかったからだ。

イ・ヨンデとキム・ギジョンは懲戒が決定する前、BWF聴聞委員会が開かれたデンマークまで行き、事情を訴えたが、受け入れられなかった。その後、バドミントン協会はキム&チャン法律事務所の助けを受け、法律諮問団を構成した。法律諮問団は選手の過ちではなく行政ミスだったとしてBWFに再審を要求し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴した。BWFドーピング聴聞委員団は14日、再審議を開き、資格停止決定を取り消したことで、両選手は9月の仁川アジア競技大会に出場できることになった。

キム&チャン法律事務所のモク・ヨンジュン社会貢献委員長は「イ・ヨンデは英語を話せず、1月の聴聞会で状況を伝えるのにも困難があり、当時は専門の法律家もいなかった。諮問団は選手が通知を受けられなかっただけであり、意図的に避けたのではないという根拠を提出し、認められた」と説明した。

イ・ヨンデとキム・ギジョンは結局、救済を受けたが、バドミントン協会の安易な対応のため大変な苦労をした。

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