<金正男毒殺>「中国に金正男氏は満州国の溥儀のような存在」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.27 13:41
「金正男(キム・ジョンナム)氏の存在は中国にとって過去の満州国の溥儀のようだ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権を牽制する最も重要なカードだった」。
国立マレーシア大学中国研究所のチャンミャオ研究員(30)は26日、中央日報のインタビューで「ポスト金三胖(金氏一家の太った3世、金正恩労働党委員長を意味)時代として前面に出すことができる指導者候補だった金正男氏が除去され、中国は困惑している」とし、このように話した。チャン氏は米国とマレーシアの大学で修士・博士学位を取得した北東アジア専門家だ。現地の星洲日報のコラムニストでもあるチャン氏は「『神出鬼没する敵は恐ろしくないが、むしろ豚(金正恩委員長)のような同僚が恐ろしい』という中国の最新の流行語が金正男氏殺害後の朝中関係をよく説明している」と強調した。以下はインタビュー内容。