逆転有罪の韓明淑元首相の裁判…1審無罪→控訴審で懲役2年=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.17 13:02
違法政治資金9億ウォンを受けとった容疑で起訴されていた韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相に対する裁判の控訴審で、高裁は無罪を宣告した原審を破棄し有罪を認めた。ソウル高裁刑事6部(チョン・ヒョンシク部長判事)は16日、韓元首相に対して懲役2年と追徴金約8億8302万ウォン(約8062万円)を宣告した。ただし現役議員であり1審と控訴審の結論が違う点を勘案し、法廷拘束はしなかった。韓元首相はハン・マンホ元ハンシン建営代表(55)から2007年3~9月の間に党内の大統領選候補選挙戦を前に現金や小切手・ドルなど3回にかけて計9億ウォンの金品を受けた容疑(政治資金法違反)で起訴された。
裁判所は「巨額の不法政治資金を受けとり一部を私的に使った」として「自身の誤りを職員にかぶせ、納得し難い弁解で一貫しており、厳しい処罰が必要だ」と明らかにした。