北朝鮮、前線軍人らは戦争より“畑作準備”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.08 13:33
「平壌(ピョンヤン)は戦争準備よりも春の迎えで忙しい」。英国週刊誌のエコノミスト・インターネット版が6日(英国時間)、現地ルポで伝えた最近の平壌の雰囲気だ。北朝鮮が連日、韓国や米国に向かって威嚇的な言葉を吐き出しているが、実質的な戦争準備はしていないということだ。記事は平壌市民が「いつものように“異常な”姿そのまま」で日常を続けていると伝えた。エコノミストはこのような状況を根拠に「北朝鮮の戦争威嚇は内需用という印象を打ち消し難かった」と分析した。清明節(4日)前後の平壌の雰囲気を伝えたこの記事は、筆者名と正確な訪問期間を明らかにしなかった。
報道によると、北朝鮮平壌市内の公園には、春の花を植えるのに動員された市民たちが見え、資金がなく工事を中断した105階建ての柳京(ユギョン)ホテルの近隣では、種まきのために、かたくなった土地を耕している真っ最中だ。訪問中に最も多く軍人を見ることができた所は空港から市内に入る進入道路だったが、彼らは全員スコップを手に木を植えていた。軍用機や軍人用テント、そのほかの軍事施設はなかった。