【取材日記】先端システムより保安意識が重要だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.17 15:10
最初は半信半疑だった。 ソウル世宗路の政府中央庁舎で発生した60歳代の男の放火・飛び降り事件をきっかけに、政府機関のセキュリティー実態を点検しようという企画を出したものの、「記事になるのだろうか」と自信はなかった。 しかも金滉植(キム・ファンシク)国務総理は15日、「主要公共施設の警備・保安管理システムを再点検すべき」という指示を出した。 総理は政府庁舎に侵入されたことについて「非常に遺憾」という表現も使った。
前日に中央庁舎で大きな事故が発生したうえ、総理の断固たる指示もあったため、国家機関のセキュリティーシステムは大幅に強化されたはずだと考えていた。 しかしその“半信”は半日で消えた。