ソウル市が導入するという「深沢環境共生住宅」に行ってみると(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.13 14:48
驚くのは家の中だ。 障害者と高齢者のための家には段差がない。 浴槽も床より低く、脚が不自由な人も使いやすい。 入居者代表の田口幸八さん(87)は「家に住む人の特性に合わせて建設され、日本の他の団地よりも安全かつ快適」と述べた。
15年前までここは古くなった木造一階建て賃貸住宅だった。 1952年に「都営団地」として建設されたが、建物が古くなったため、一時39世帯にのぼった入居者が次々と離れ、19世帯だけが残ることになった。 こうした中、92年に世田谷区が東京都から建物管理権を譲り受け、再建築が決定された。 当時、区役所は住民に「開発アイデアを提供してほしい」と伝えた。 住民が住む家なので住民の意見を聞くということだった。