ソウル市内バス、夜中に追突事故後1.2キロ“死の疾走”…なぜ?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.21 11:05
しかしソウル松坡警察署はまだ正確な事故の原因を把握できていない。事故を起こした運転手が死亡し、バスのブラックボックスも破損したからだ。ヨムさんは運転経歴35年で、バスの運転手として20年間勤務したベテランだった。
警察は、ヨムさんが最初の事故後、「止まれ」という乗客の言葉にもかかわらず走行を続けた点に注目している。警察の関係者は「2次追突現場には車が急ブレーキをかければ生じるスキッドマーク(スリップあと)がなかった」とし「追突直前にヨムさんはブレーキを踏まなかったと考えられる」と話した。