<世界革新企業家、未来50年を語る>(3)エアバスのブレジエ会長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.25 13:17
世界航空機メーカー1位のエアバス社が「電気航空機」も試験飛行に成功した。米国のライト兄弟が飛上の夢をかなえてから112年ぶりに電気航空機時代の序幕が上がった。機械工学と親環境電気テクノロジーの出会いに代表される「融合・複合の世の中」が自動車に続きほかの産業でも急速に拡散するという予告状だ。
エアバスのファブリス・ブレジエ会長(54)は4日、フランスのトゥールーズ本社執務室で韓国メディアとして初めて中央日報とのインタビューに応じ、「7月に100%電気だけで駆動する小型電気航空機『E-Fan』の試験飛行に成功した。電気航空機で未来の空の道を革新する」と明らかにした。彼は「50年以内に電気航空機で一度に乗客700人を運送する時代が到来すると確信する」と見通した。航空機は「製造業の精髄」だ。彼は「1機あたり数百万個の部品が入り、価格が数千億ウォンに達する技術・資本の集約産業」と紹介した。この市場で欧州エアバスは昨年グローバルな空の道を行き来した航空機の半分(1456台)を受注した。「永遠のライバル」ボーイング社(1432台)を2年連続で上回った。