【社説】エアバスの空中給油機、軍の信頼回復の転機に=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.01 14:39
空中給油機導入機種に欧州エアバス社のA330 MRTTが選ばれたのは評価できる。まず、ようやく韓国空軍の戦闘力が正常化したという側面がある。空軍の最新戦闘機F-15Kは、大邱(テグ)基地を出撃して独島(ドクト、日本名・竹島)上空で最大30分、離於島(イオド)上空では20分しか作戦を展開できない。しかし空中給油を受ければ、作戦可能時間が独島は90分、離於島は80分に増える。
このように作戦遂行能力が向上するため、韓国より国土が狭いオランダ・シンガポール・ペルー・マレーシアなども空中給油機を保有している。特に空中給油があれば、戦闘機に燃料の代わりに武器を搭載でき、攻撃力も大きく強化するという効果も得られる。