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米朝の対話チャネル、心細い復活…ワームビア氏の「昏睡状態」が変数に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.15 11:12
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北朝鮮が18カ月間抑留してきた米国人のオットー・ワームビア氏(22)を14日、釈放した。この過程で途切れていた米朝間のニューヨーク対話チャネルが再び稼働し始めた。米国務省の高位当局者(ジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表)の訪朝も実現した。このため、米朝関係に変化がもたらされるかもしれないとの観測が出ている。

だが、内幕をのぞくと状況はそれほど単純でない。ワームビア氏の健康状態が深刻なためだ。

 
北朝鮮によると、ワームビア氏は昨年1月、北朝鮮で政治宣伝ポスターを盗もうとした容疑で逮捕され、体制転覆容疑で15年の労働教化刑を言い渡された。北朝鮮は1年以上にわたって米国政府からの交渉提案を断ってきた。そうしている間、突然今月6日になって米側にワームビア氏を連れて帰るようメッセージを伝達した。当時、慈成男(チャ・ソンナム)国連駐在北朝鮮大使はニューヨークでジョセフ・ユン特別代表に会い、釈放の可能性を示唆したという。この時、ワームビア氏の健康状態もあわせて伝えられた。

この報告を聞いたドナルド・トランプ大統領は「ワームビア氏の状態が悪いなら、すぐに連れて帰ってくるように」という指示とともに、ユン特別代表を平壌(ピョンヤン)に急派した。12日、医療スタッフ2人と共に北朝鮮入りしたユン特別代表は、13日にワームビア氏とともに平壌を出発し、ワームビア氏の故郷であるシンシナティに到着した。問題はワームビア氏の状態だった。担架に載せられていたワームビア氏は髪の毛が短くカットされ、鼻にチューブを通した状態だった。ワームビア氏は待機していた救急車に乗ってシンシナティー大病院の集中治療室に移された。

健康だった20代の青年が昏睡状態に陥った原因をめぐり、北朝鮮官僚は昨年3月に裁判を受けたワームビア氏が食中毒の「ボツリヌ中毒症」にかかり、睡眠剤を服用した後に昏睡状態になったと説明したとワシントン・ポスト(WP)が報じた。だが、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は匿名を求めた米高官を引用して「ワームビア氏は北朝鮮に拘禁されている間、繰り返し暴力を受けていたという内容の情報報告を米行政府が最近入手した」と伝えた。

問題はワームビア氏の状態が米朝関係に及ぼす波及力だ。トランプ大統領はホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース副報道官を通じて「ワームビア氏が昏睡状態に陥っていることは非常に悲しい。ワームビア氏の家族と同じ気持ちで祈る」と明らかにした。このため、ワームビア氏の状態が悪くなれば、米朝関係はさらに悪化する可能性が高い。世宗(セジョン)研究所統一戦略研究室の鄭成長(チョン・ソンジャン)室長は「北朝鮮の抑圧的かつ非人道的な側面が改めて確認され、米朝関係の悪化要因として働きうる」と分析した。特に、29~30日に米国で開かれる韓米首脳会談にも変数になる可能性がある。梨花(イファ)女子大国際学部のパク・インフィ教授は「米国が北朝鮮に対してどれほど強硬な立場を取ることができるかによって、韓米首脳会談の障害物にもなりうる」と述べた。

ただし、ワームビア氏が順調に回復した場合、このような憂慮は解消される可能性がある。むしろ北朝鮮の人道主義的な釈放措置、そしてその過程で再稼働したニューヨークチャネルが米朝間の対話チャネルとして機能していくかもしれない。レックス・ティラーソン米国務長官はこの日、ワームビア氏が釈放された直後に声明を出して「まだ抑留中の米国人3人に対しても、北側と協議を続けている」と述べた。

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