北朝鮮で拘束の米国人大学生、昏睡状態で釈放
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.14 14:35
北朝鮮が17カ月間拘束してきた米国人大学生オットー・ワームビア氏(22)が意識不明の状態で釈放されたと、ワシントンポスト(WP)が13日(現地時間)報じた。同紙はワームビア氏の両親との連絡を通じてこのように報じた。
ワームビア氏の両親によると、北朝鮮当局者らはワームビア氏が3月に裁判を受けた後、食中毒になり、睡眠剤を服用して意識不明状態になったと知らせたという。同紙は昏睡状態になった原因に関する北朝鮮側の説明が事実かどうかは確認されていないと伝えた。ワームビア氏が意識不明状態で米国に帰国したことで朝米関係への波紋が予想されている。米国人が北朝鮮に拘束され、昏睡状態で帰還したことが、米国内の対北朝鮮強硬論を刺激する可能性が提起されている。