【社説】クリントン・トランプ両氏の「同盟」認識の差が出たテレビ討論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.28 17:49
「私は日本・韓国に相互防衛条約を尊重するという点を確信させる」(ヒラリー・クリントン氏)、「彼らが公正な分の防衛費を出さなければ私たちは同盟を守れない」(ドナルド・トランプ氏)
世界の耳目が集中した中で昨日午前(日本時間)に行われた米国大統領選候補テレビ討論会で、クリントン民主党候補は同盟国に対する条件なき防衛の意志を再確認した。事業家出身である共和党のトランプ候補は同盟国防衛の条件として「公正な負担」を強調した。同盟関係のビジネス的アプローチだ。クリントン氏が大統領になる場合は韓米同盟に特別な変化がないものとみられるが、トランプ氏になれば防衛費の分担金増額問題が韓米間の懸案に浮上する可能性が高いように思われる。交渉妥結が順調でない場合は同盟関係の動揺も憂慮される。