光州（クァンジュ）と全羅南道には最大２５センチの雪が降った。この日午前２時３６分ごろ、光州市庁の前で乗用車が路上に駐車していた１トントラックに突っ込んで２人が負傷するなど、凍結した道路で交通事故が続出した。

済州教育庁は始業予定の２５日、すべての学校に休校令を出した。光州教育庁も２５日、すべての学校の登校（始業）、補充授業、放課後授業を中止すると明らかにした。大邱（テグ）地域の小学校は２５日、登校時間を午前１０時に遅らせた。

軍は記録的な寒波のため、部隊別に防寒対策を出している。特に体感気温が氷点下４０度前後の前方では野外訓練を中止し、室内訓練に変えている。パク・ボクヒョン陸軍公報課長は「陸軍は規定に基づき、体感気温が零下２４．１度を下回る部隊では野外訓練の代わりに兵営内で駐屯地訓練をしている」とし「凍傷の患者の発生を懸念した措置」と説明した。また「警戒勤務などやむをえない野外勤務をする場合、発熱チョッキ（バッテリーで熱を発生させて保温するチョッキ）を着る」と伝えた。北朝鮮の平壌（ピョンヤン）はこの日、氷点下１９度まで気温が落ちた。白頭山（ペクドゥサン）三池淵（サムジヨン）は前日夜の気温が氷点下３７．５度だった

大雪と寒波で供給が減り、野菜の価格も上がっている。韓国農水産食品流通公社（ａＴ）によると、１５日に１キロあたり４８０ウォン（約５０円）だったハクサイの卸売価格は２２日、６３０ウォンと３１．３％上昇した。同じ期間、ダイコンの卸売価格も２０キロ基準で８６００ウォンから１万６００ウォンに２３．３％上がった。

オンラインショッピングは増加した。ロッテスーパーはオンライン売上高が１９－２３日、前年同期比７０％増えた。イーマートのオンラインモールも１７－２４日の売上高が前週比で１０．２％増加した。寒波で主婦が外出せずに生活必需品などを注文したからだ。


海も凍った…１３１センチ積雪の鬱陵島、生活必需品が売り切れ＝韓国（１）