<崔氏韓国国政壟断>崔氏が突如帰国、その過程は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.31 11:33
朴槿恵(パク・クネ)大統領の「秘線」という疑惑を受けている崔順実(チェ・スンシル)氏(60)がドイツに向けて出国してから57日ぶりとなる30日、自主的に帰国した。娘のチョン・ユラ氏は帰国しなかった。崔氏の側近コ・ヨンテ氏(40、ザ・ブルーK代表)は3日前に国内に戻り、崔氏が運営した秘線会議の核心人物とされるチャ・ウンテク氏(41、CF監督)も今週中に帰国することにした。27日に検察の捜査が本格的に始まり、疑惑の中心にいる人物が順に帰国している。
崔氏の帰国は突如のことだ。26日ごろ独メディアのインタビューで、健康上の理由を挙げながら「当分は帰国できない」と話した。朴大統領が演説文流出疑惑で謝罪文を発表した日の翌日だった。しかし崔氏が英ロンドンのヒースロー空港からブリティッシュ・エアウェイズの便に搭乗した時間は29日午後9時45分(日本時間)だ。