【取材日記】保身主義が南大門を2度泣かせた=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.12 13:51
柱は割れ丹青ははがれていく崇礼門(スンレムン、南大門)のずさんな復旧の実態を取材しながら心はずっと穏やかでなかった。国宝第1号のみすぼらしい帰還も残念だったが、その帰還を準備するのにそれなりに努力してきた公務員らを現場で見てきたためだ。
ある文化財庁職員は、「科学者が一生懸命やったが羅老号の打ち上げは2回も失敗しなかったか。私たちもこうした結果が出るとは思わなかった」と訴えた。与えられた範囲の中で最善を尽くしたという抗弁だ。