「南大門のずさん復旧を徹底調査、不正関連者に責任問う」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.12 09:43
朴槿恵(パク・クネ)大統領は11日、崇礼門(スンレムン、南大門)のずさんな復旧を含め文化財補修事業の管理不良などと関連した文化財行政全般に対し、徹底した調査を通じて問題点を明らかにせよ」と指示した。朴大統領は文化財のずさん管理の深刻性を報道した本紙「国宝も守れない国」シリーズ記事と関連しこうした後続措置を指示したと青瓦台(チョンワデ、大統領府)の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)広報首席秘書官が明らかにした。朴大統領は続けて、「不正関連者に対しては責任を厳重に問い、制度的な補完策をまとめるように」と強調した。
朴大統領は同日午前、金ギ春(キム・ギチュン)大統領秘書室長主宰で開かれた首席秘書官会議に先立ち金室長にこうした内容を指示し、続けて金室長が関連首席秘書官に指示事項を伝えたと李首席秘書官は伝えた。朴大統領が首席秘書官会議を主宰していない状況で特定懸案の問題点を指摘して具体的な指示を伝えたのは異例だ。朴大統領の「特別指示」は欧州歴訪から戻り公式スケジュールが決まっていない中で出てきた国政に対する最初の言及でもある。