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<インタビュー>ジジェク氏「不透明な国際経済協約が民主主義を脅かしている」(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.11.25 16:38
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◆哲学者の天命は答えの提示ではなく問題提起

--共産主義は富の創出と民主主義の両面で失敗した。

 
「全面的に同意する。共産主義は人類の歴史で最大の倫理的・経済的・政治的な失敗事例の一つだ。20世紀式の共産主義が復活する可能性は皆無だ。『21世紀レーニン』や共産党は我々を救うことができない。すでに終わったことだ。中国やベトナムの共産党にしても立派な資本主義規制機関として機能している。最も躍動的な資本主義を共産党が運営しているという事実は私にとって最大のアイロニーだ」

--それなら、なぜ資本主義を批判するのか。

「私は資本主義を批判だけしているのではない。資本主義は人類の歴史で最も生産的かつ躍動的な経済秩序だ。だが、資本主義は限界に至っている。環境災難を阻止する問題だけでなく、市場の問題それ自体を解決するのに資本主義は力不足だ。知的財産権問題にしても資本主義は限界に到達した。DVDがほとんど消えかけている。音楽・映画などのデータが“海賊”活動により移動している。ほとんど共産主義的な現象だ。新しい共同体的秩序が創りだされつつある。長期的には私有財産に基づく資本主義はこのような問題を扱うことができないとみている。金融や環境、移民問題は資本主義が統制できない分野だ。ベルリンの壁は消えたが各地で新たな壁が築かれている。米国は米国とメキシコの国境に、ギリシャとブルガリアはトルコとの国境に、トルコはシリアとの国境に壁を築きつつあるではないか。パラドックスだ。こんにちの資本主義は商品の移動の側面ではグローバルだ。だが、人々の移動の側面ではそうでない」

--移住制限はどのような問題を生み出しているか。

「我々は新たな形態のアパルトヘイトに接近している。完全な市民がいて、陰で生きている不法移民者がいる。私はすべての先進国の国境を完全に開放せよと主張しているのではない。そのようにすれば結果は完全な混沌だ。だが、現状態を放置すれば、無秩序はますます助長される。内戦を彷彿とさせるような状況が展開するおそれがある。資本主義に対する厳格な制限が必要だ。今このままで行けば、誰もが嫌がるアパルトヘイト社会が到来するだろう。少数の金持ちと多数の貧しい人々が互いに隔離されて生きることになるだろう。私がこのような話をすると、人々は『お前は狂ったのか』と反応する。私はこのように答える。『すでにハリウッドも知っている』と。最近、ハリウッドのブロックバスターは『終末以後(post-apocalyptic)』の世の中を扱っている。遠慮なく話す人々は多くないが、『新たなアパルトヘイト階級社会』が近づいているということが秘密裏に議論されている。危険な状況だ」

--今後到来するのは「資本主義2.0」か、「共産主義2.0」か。

「共産主義2.0だと言いたい。過去の共産主義の反復は絶対にない。環境・政治・霊性・経済の側面で過去の共産主義は資本主義よりも悪かった。徹底的に破産した。私が言わんとすることは、市場メカニズムの外側で環境や金融などの問題に対する規制方法を発見する必要があるということだ。社会民主主義の福祉国家にも答えはないとみている。協同組合や地域共同体から答えを見出そうとする主張もあるが、私は懐疑的だ。巨大な規模の国際組織が必要だとみる。福島事件を思い出してみよう。被害規模がもっと大きかったら3000万~4000万人を移住させなければならなかった。誰がどのように彼らを移住させなければならなかっただろうか。サハラ砂漠はますます大きくなっている。中国の一部地域も砂漠化が進行している。半面、暖かくなっているシベリアは新たな農業生産の可能性が開かれている。全地球的次元の移住が必要だ。昔は移住が必要なら戦争をすれば良かった。今はそうではない。世界のすべての問題が新たな形態の大規模で国際的な協力を必要としている。我々はまだその準備をしていなければ能力もない」

--何をしなければならないのか。

「私は分からない。私には明瞭なアイデアがない。私が知っていることは、我々が何もしなければ危険な時代が到来するということだ。冷戦時代には米ソという超強大国があり、ゲームの法則が明確だった。こんにち米国は唯一の国際警察官でない。今や到来している多極体制は19世紀末の状況と似ている。国際社会の規則が不明確だった結果が世界戦争だった。ウクライナでロシアと西欧が衝突している。はっきりした規則はなく、神経だけをすり減らしている今の事態がどのように展開するのかは誰にも分からない」

--技術が革新的な発達を遂げれば国際政治を含むすべてのことが一気に変化するだろうか。

「間違いなくそうなると思う。身体と精神の特質が変わることであり、新たな統制方式が出てくるだろう。新たな人類が登場するだろう。だが、その結果はかんたんなものではない。悲観論者らは人類がロボットのようになると話す。楽観論者らは人類が新しい霊的な統合を達成すると予測する。技術陳腐の影響がどのような姿になるかは確実でないが、確実なのは“闘争”が続くという点だ」

--懸念される闘争は?

「アラブ世界だけでなく西欧で原理主義が勢力を伸ばしている。普通の人々が受け入れるには、彼らが目撃している“狂ったような”躍動的な変化は程度が激しすぎる。そのためある人々は新しい原理主義に安定感を求める。問題は原理主義が技術の側面では保守的でないという点だ。イスラム国(IS)だけとってみても、技術面では超現代的だ。原理主義と超現代的デジタル・武器体制の結合は危険だ」

--韓国をどのようにみているか。

「韓国はラッキーな国の一つだ。私は韓国のことが本当に好きだ。韓国の文化について勉強した。驚嘆を禁じえない。韓国映画も好きだ。私の祖国スロベニアも強大国の間に挟まったサンドイッチの境遇だ。中国・日本・ロシアの間に挟まっている韓国は“意気揚揚と(triumphantly)成功した」(中央SUNDAY第402号)


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    2014.11.25 16:38
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    スラヴォイ・ジジェク著『政治のために何をするつもりなのか』(原題、2014)表紙。
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