【コラム】誰のための英語なのか…韓国の英語「マンネリズム」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.15 15:06
ソウルの地下鉄3号線の景福宮(キョンボックン)駅を出れば、ソウルのどこにでも見られるありふれた建物がある。ところがよく見ると違う点がある。建物にかかった看板だ。ここの看板はみなハングルだ。外資系チェーン店もハングルで看板をかかげていて、韓国企業の中でローマ字の商標を使う所でさえそうだ。珍しいながらも嬉しいことだ。主な文化財である景福宮と社稷壇(サジクタン)の間にある街なのでより一層そうだ。
印象的なのはハングルだけではない。看板のデザインも洗練されていて新鮮だ。今後、ソウルの街を美化するのに役立つ具体的事例として挙げたい。看板改善事業は、鍾路区(チョンノグ)が支援した「景福宮駅周辺通り看板改善住民委員会」を中心に最近2年間で段階的に行ってきたという。