주요 기사 바로가기

<インタビュー>テオ・ゾンマー氏「統一の機会が訪れたら逃さずつかめ」(3)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.10 16:20
0
金永熙=朴槿恵(パク・クネ)大統領の「統一大チャンス論」以降、韓国ではまたドイツ統一から学ぼうという動きが活発だ。

ゾンマー=統一後の数年間、韓国から毎週のように客が来て、同じ質問を尋ねた時期もあった(笑)。ヘンリー・キッシンジャーは「歴史は類推を通じて我々に教訓を与える」と述べた。韓半島と東西ドイツは状況が違うが、ドイツから教訓を類推することができる。核心は東西ドイツともに核兵器の脅威を認知し、これをベースに欧州の国際的連合の枠を活用し、デタント(緊張緩和)を段階的交渉を通じて実現したということだ。ところで韓半島と北東アジアでは、現在こういう役割ができる多者機構が見えない。しかし今回の訪韓ではこれと関連する動きを感知できた。前向きな信号だと見ている。

 
金永熙=周辺国と緊密な協力が必要だということか。

ゾンマー=そうだ。周辺国の利害関係にも目を向けてこそ統一を実現できる。東西ドイツも米国・ソ連・フランス・英国と2+4の合意をし、NATOと欧州安全保障協力機構(OSCE)を通じて段階的に交渉をしていった。韓半島の場合、北朝鮮の核廃棄を対話の先決条件に掲げているが、それが果たして持続可能な政策なのか疑問だ。ドイツの経験からみて、こうした問題は交渉の過程で解いていかなければいけない。北朝鮮が核に固執しても交渉を優先視するべきだと言いたい。北朝鮮は核を放棄したリビアのカダフィが悲惨な最期を迎えるのを見た。したがって核のほかに信じるものはないと考えるだろう。そうであるほど対話をするべきだと考える。

金永熙=同感だ。

ゾンマー=いつかは時がくるだろう。交渉の結果と交渉の条件を混同してはいけない。

金永熙=北朝鮮のパワーエリートはドイツ統一後に東ドイツのパワーエリートがどんな運命を迎えるのか注目していたはずだ。統一政府は東ドイツ指導層をどんな基準で、どのように処理したのか。

ゾンマー=犯罪を犯した者は処罰するという基本原則に忠実だが、そうではない者は起訴しなかった。ほとんどの人の場合、共産主義は生存のための方式だったはずだ。共産主義の理念のためだけでなく、家族を養うため、また、その社会で生き残るためにその道を選んだのだ。今日では誰も彼らの過去を問わない。

金永熙=メルケル首相が長期執権しているが、彼女のリーダーシップの源泉は何か。

ゾンマー=ドイツ人は彼女を「ムッティ(Mutti=ママ)」と呼んで本能的に従うようだ。彼女は今までドイツにいなかった新しいタイプの政治家だと考える。物理学者出身なのでイデオロギーに左右されない。仮説を立てた後に証明に失敗すれば、別の仮説を立てる。彼女が原発振興政策を発表した約6カ月後、日本で福島原発事故が発生した。メルケルはすぐにその政策を白紙にした。予想するのが難しい政治家だ。しかし、やると決めたことは完遂するので、尊敬される。自分がした決定の背景を説明せず「代案がない」という言葉ばかり言うのは短所だ。ニックネームが「TINA(There is no alternative=代案がない)」だ。

金永熙=一方、社民党は全国選挙でも地方選挙でも不振だ。社民党は何が問題なのか。

ゾンマー=メルケル首相が社民党のアイデアをたくさん持っていきながら生じた「キリスト教民主同盟の社民党化」のためだと考える。メルケル首相も退く時がくるはずであり、その時にキリスト教民主同盟がどんなアイデンティティーをとるのか、そして社民党はどのように対応するのかが注目される。

◆テオ・ゾンマー=1930年にドイツ・コンスタンツで生まれる。スウェーデンと米シカゴ大で歴史学・政治学・国際関係学専攻。独チュービンゲンで博士学位取得。ドイツ時事週刊紙ディー・ツァイト(Die Zeit)の元発行人。現在はアトランティックタイムズの発行人。政治と国際関係に関する著述活動をしてきた。2000年以降は韓国全国経済人連合会(FKI)国際諮問委員会委員で活動。韓独フォーラム共同議長(2002-2008)を務めた。ドイツ連邦1級功労勲章(1998)と連邦軍金武功勲章、韓国修交勲章崇礼章を受けた。


<インタビュー>テオ・ゾンマー氏「統一の機会が訪れたら逃さずつかめ」(1)

<インタビュー>テオ・ゾンマー氏「統一の機会が訪れたら逃さずつかめ」(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP