【社説】平壌会談に大手企業の総師を連れていくのは不適切だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.14 10:57
18~20日、平壌(ピョンヤン)で開かれる第3回南北首脳会談に大手企業の総師が同行するのは時期が合わない。活発な南北交流、さらに韓半島(朝鮮半島)の統一が、どん底に陥った韓国の経済に空前のチャンスになるのは疑問の余地もない。新しい市長が開かれ、北朝鮮のインフラ投資のために天文学的な資金が投入されるのは明らかだ。
だが、すべての物事には順番がある。今回の会談は、何よりも遅々と進まない北朝鮮の非核化に焦点を合わせなければならない。今回の会談に対し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も11日、「韓半島の完全な非核化と平和体制構築のための決定的な契機にしなければならない」と明らかにした。なので、今回は核ミサイルリストの提出のような実質的非核化措置を行うよう、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を説得するのが最優先だ。大手企業の総師は、非核化の後に行くのが正しい。