ここに習近平と王岐山がフクヤマに会った秘密が隠れている。習近平とフクヤマがどんな対話をしたのかはまだ具体的に知られていない。しかし2人の名前がともに山で終わり「二山会」と呼ばれる王岐山とフクヤマの対話を通じて、中国指導部の意中を読むことができる。90分間の対談のほとんどを王が話し、フクヤマの考えを聞くというよりは中国の意図を外部に発信しようとしているとみられる。
フクヤマは中国の反腐敗運動に関心があったが、王は歴史と宗教、政治、文化を行き来した。対談の後、フクヤマの口から「玄学討論のようだった」という言葉が出た理由だ。王は「フクヤマが話す国家と法治、民主責任制のDNAは中国にすべてある。したがって中国は自国の歴史と文明を正確に知ることから出発し、世界各民族の長所を吸収しなければいけない」と述べ、中国が自らの道を歩むことを明確にした。