「バス・地下鉄に乗れば地獄」…平壌に再び自転車行列(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.05 17:11
日本製中古自転車が人気を呼ぶと、すぐに泥棒は自転車を盗んでお金を稼ごうとしたし、主人は自転車をなくさないよう全力を尽くした。それで北朝鮮当局は1997年平壌をはじめ2000年代初期まで全国的に自転車の免許証と番号プレート制度を施行した。免許証の未所持、交通違反時には罰金が賦課された。現在はエネルギー節約のために自転車を大いに普及しながら自転車免許証と番号プレート制度がなくなった。
北朝鮮の自転車市場は一時、日本製中古自転車が独占した。だが2006年の第1次核実験以後、日本の対北朝鮮制裁が強化されながら日本製中古自転車の輸入が大幅に減った。その上、2005年に北朝鮮と中国が合弁投資した平壌自転車合弁会社が設立されて状況が反転した。平壌自転車合弁会社は北朝鮮の対外経済協力推進委員会と中国天津市の会社が65万ドルを投資して作った会社だ。