【社説】韓国はIT強国か…錯覚だった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.03 11:32
コンサルティング専門企業アクセンチュアが「産業モノインターネット(IoT)で勝利する方法」という報告書で、IoTを産業諸般要因に反映させた程度を55種類の指標で測定した結果、韓国は52.2点で主要20カ国中12位に終わったという。米国が64点で最も高く、スイス(63.9)・フィンランド(63.2)・スウェーデン(62.4)・ノルウェー(61.8点)などの順だった。IoTは次世代情報通信技術(ICT)の核心に挙げられる。今回の分析は韓国IoTがスタートから先進国に遅れをとっていることを示している。
問題はIoTだけではない。韓国はクラウディングでも押され気味だ。ソフトウェア連合(BSA)が2013年、世界ICT市場の80%以上を占める24カ国を対象にクラウド・コンピューティング関連の7政策の環境を調査した結果、韓国は8位にとどまった。日本が1位で、豪州(2位)、米国(3位)が後に続いた。ビッグデータは順位を調べるまでもなく国内データ分析の市場規模が小さい上に技術的発展も遅いというのが冷静な評価だ。すぐにデータ・サイエンティストから育てなければならない。