ポスコ、容量20倍増で費用は3分の2の新素材LNGタンク開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.19 14:44
「技術のポスコ」を強調した権五俊(クォン・オジュン)ポスコ会長の最初の作品が出てきた。ポスコがKAIST(韓国科学技術院)と共同で開発した高マンガン鋼液化天然ガス(LNG)貯蔵タンクだ。従来のタンクに比べて安く、貯蔵容量は多い。海運会社は燃料費を減らせ、造船会社は船舶製作費用を抑えることができ、価格競争力が高まる。これを通じてポスコは鉄鋼需要の創出に動く計画だ。
ポスコは24日から一山KINTEXで開催される「ガステック(Gastech)2014」で高マンガン鋼LNG貯蔵タンクを紹介すると18日、明らかにした。高マンガン鋼LNG貯蔵タンクは、ポスコが最近量産に成功したエネルギー鋼材「高マンガン鋼」にKAIST(韓国科学技術院)の「格子構造技術」を結びつけて誕生した。従来の最高貯蔵量1000立方メートルに比べ20倍も大きい2万立方メートルを貯蔵できる。高マンガン鋼は極低温靭性があるエネルギー鋼材で、氷点下162度で保管されるLNG用貯蔵タンクを作るのに適している。従来のステンレスより溶接性が優れ、扱いやすい。