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済州クルーズ観光客100万人時代…「実益は中国業者に」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.28 10:21
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今月20日、長さ273メートルのイタリア船籍コスタ・フォーチュナ(Costa Fortuna)が済州(チェジュ)港クルーズ埠頭に停泊すると埠頭のあちこちから歓声が溢れた。今年済州道を訪れたクルーズ観光客が100万人を突破した瞬間だった。

この日10万2587トン級のフォーチュナ号に搭乗した観光客は3264人。彼らが上陸したことで今年クルーズに乗って済州を訪れた観光客は100万626人になった。船を安全に停泊させるタグボートの助けを受けて停泊を終えたフォーチュナ号は今年済州を訪れた409番目のクルーズ船舶と記録された。

 
済州道にクルーズ観光客100万人時代が開かれた。2002年10月に済州を訪問した最初のクルーズ船であるオランダ船籍フォーレンダム号に乗って観光客1500人が済州に来て以来14年だ。

済州クルーズ産業協会はクルーズ観光客が毎年100万人を越える場合、1年で5000億ウォン以上の経済効果を出すと見ている。済州観光公社が昨年済州クルーズ観光客1300人を標本調査した結果、1人当りの平均出費用は802ドル(約91万ウォン)であった。

だが、低価格ツアー中心の中国人観光客が大半を占め、実質的な経済活性化効果が大きくないという専門家の指摘もある。中国人観光客を募る集客自体を中国人が運営する会社が行っており、済州観光業界には恩恵がほとんど還元されないためだ。全体クルーズ観光客のうち中国人観光客の比重は昨年94%、今年97%に及ぶ。中国旅行会社は2泊3日~5泊6日を基準とした時、平均20~70万ウォン(約1万8360円~6万4260円)の低価格商品を作る。済州を訪れる観光客をより多く集めるためだ。

低価格観光であるため無料観光地1カ所とショッピング施設を回る形でコースを組むのも問題だ。昨年、済州クルーズ観光客の訪問地の比率はショッピング施設が41.5%で最も高かった。自然観光地(31.7%)と博物館(11.7%)よりショッピングセンターに対する観光比重が圧倒的に高い。そのため一部では「大企業の免税店と大型ショッピングモールの売り上げばかり引き上げる」という非難まで出ている。許昶玉(ホ・チャンオク)済州道議員は「港の船籍を配分する時から有料・無料観光地の配分現況や済州食料品購入の有無などを基準としなければならない」と話した。

済州での短い滞留時間も問題だ。昨年の済州クルーズの平均滞在時間は5.94時間に過ぎなかった。出入国手続に1~2時間使えば観光自体が不可能な時間だ。済州道は来年から8時間超えて滞留する船に船籍優先権を与えるのを骨子としたガイドラインを用意した。

しかし、それでも済州を観光するには時間が切迫するという声が高い。専門家は政府と済州道が推進中の「クルーズ・ワンパス・カード」等を導入しなければならないという指摘だ。ワンパス・カードは観光客のパスポート情報と指紋情報を入れて対面審査でない自動で出入国審査を可能にしたシステムだ。済州国際大学キム・ウィグン教授(観光経営学科)は「クルーズ・ワンパス・カードが導入されれば地下鉄に乗るように便利に出入国審査手続きが進行されるという点で時間を画期的に減らすことができる」と話した。

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    済州クルーズ観光客100万人時代…「実益は中国業者に」

    2016.10.28 10:21
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    26日、済州港のクルーズ埠頭にコスタ・フォーチュナ号(中央)とグローリー・シー号(右)が停泊しており、左の遠海からスカイシー・ゴールデンエラ号が入港している。>
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