【噴水台】韓国のリゾート施設崩壊事故、もし和村村長のような鋭い洞察力があったなら…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.21 15:30
当たり前の声は、当たり前なので注目されることがない。たびたび言えば世情に疎いとされて、さらに言えば非難される。「慧眼」と「凡眼」の別れ目がこの部分だ。
例を見てみよう。東日本大震災の時の岩手県普代村の話だ。人口3000人前後のこの小さな漁村は、隣の都市で数千人の命を奪った津波に、ただの1人の犠牲者も出さなかった。半世紀前の和村幸得村長の「当たり前の声」のおかげだった。