<韓国ポスト総選挙、今こそ経済だ>13年前に韓・日に造船業を奪われたスウェーデン…現在は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.28 14:19
26日に政府全体レベルの構造改革協議体が稼働し、韓国でも産業構造改革が本格化する見込みだ。韓国版「マルメの涙」が現実化する兆しが造船・海運・鉄鋼など主力産業全般に表れている。
構造改革協議体を率いる任鍾龍(イム・ジョンリョン)金融委員長は構造改革の方向をこれまで堅持してきた「債権団主導」に整理した。以前より進展した部分は業界に構造改革の強度をさらに高めるよう注文し、国策銀行の資本を拡充する案を議論するという内容だった。債権団の主導は原則的には正しい。政府が過度に介入すれば「官冶」という声が高まるうえ、国際通商問題に飛び火するという懸念もあるからだ。