１０代とみられる青少年が、小学校低学年と推定される男児を足で蹴飛ばす場面が収められた動画が、インターネット上に広がっている。

２７日、インターネットのポータルサイトやＵＣＣ（ユーザーが制作するコンテンツ）のサイトなどには「ローキックで子どもを殴る青少年」という動画（写真）が掲載されはじめた。

これを受け、警察が捜査に乗り出した。警察庁のサイバーテロ対応センターは「明らかな暴力行為であることから、捜査に入った」とした上で「インターネット上に動画のファイルを初めて掲載したとみられるネットユーザーが一山（イルサン）に住んでいるため、一山警察署に捜査を指示した」と説明した。

動画は真昼の住宅地で始まる。小学校低学年とみられる男児が歩く後ろ姿が見える。このとき、１０代とみられる青少年が後に迫り「格闘技のローキック」を連想させる動作で男児の脚部を足で蹴る。一瞬、男児の体が空中に浮いた後、尻や背中の部分から地面に落ちた。子どもを蹴った青少年とその場面を撮った青少年は笑いながら逃げる。

子どもは黄色い半袖のＴシャツと黒の半ズボン姿だった。足で蹴った青少年はピンクの帽子をかぶっていて、白の半袖Ｔシャツとジーンズ姿だ。道路には「立ち入り禁止」という字が書かれていた。

オンラインが「ローキック事件」で沸き返っている。「必ず逮捕し、処罰すべきだ」という意見が大半だ。警察は動画を流布した人を追跡し、暴行した青少年を捜し出すとしている。警察当局者は「演出の可能性もあるため、緻密（ちみつ）に取り調べる必要がある」としている。




【今日のイチオシ記事】
・　「韓国無線インターネット、１年半で日本を追い는く」
・ 日本も空母型護衛艦作る
・　世界最長の高速鉄道を保有する国は？
・　裁判所、東方神起メンバー３人に独自活動を保障すべき
・　「米国式メニューと韓国的イメージが成功の秘訣」
・　ＯＥＣＤ事務総長「韓国の成長に驚き。グリーン成長戦略も立派」