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【社説】東アジア版エラスムスプログラムにかける期待

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.15 09:21
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李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領と温家宝中国首相、野田佳彦日本首相が13日、中国・北京で開かれた韓日中大学生交流プログラム「キャンパスアジア」発足記念行事に出席した。3カ国首脳はこの日、人民大会堂で開かれた「第5回韓日中首脳会議」で相互交流・協力を強化すべきだという意見で一致した後、この行事に出席したという点で意味深い。

キャンパスアジアは韓日中教育部が共同で推進するプログラムで、共同・複数学位など共同カリキュラム運営の活性化が目標だ。2011年10月に3カ国が共同で選定した10事業団が今年、プログラム開発に着手した。

 
歴史的に韓日中はお互い葛藤したり、平和に競争したりしながら共存してきた。共存の必須条件が相互理解と協力だ。「キャンパスアジア」プログラムの最終的な目的はまさにこれだ。未来の指導者の若い世代が交流プログラムを通じて、東アジア3カ国の共通点と特殊性を理解し、お互い協力できるように交流の場を用意していくということだ。このプログラムの発足式に3カ国の首脳が出席したというのは、東アジアの未来の平和と共同繁栄のためには若い世代の相互理解と交流経験が何よりも重要だという認識で一致したためと考えられる。

キャンパスアジアは、欧州で1987年から施行して成果を上げているエラスムス(Erasmus)プログラムの東アジア版だ。ルネサンス時代に欧州各地で知識や経験を積んだオランダ人哲学者の名前にちなんだこの大学生交換学生プログラムには、これまで約220万人が参加している。欧州の青年世代が国境を越え、相互理解と交流・協力に大きく寄与した。

国際社会では隣国の支援なしに解決しにくい問題が少なくない。経済的により繁栄し、文化的にもより多様な東アジアの未来の建設も、相互理解と協力があってこそ可能だ。「キャンパスアジア」プログラムにかける期待が非常に大きい理由だ。今後、着実に発展させていき、エラスムスに劣らない国際交流・協力プログラムに育成する必要がある。これと同時に、東アジアの平和のために韓日中が積極的に北朝鮮の参加を誘導する案も考慮するのがよいだろう。

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