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【中央時評】ウイルスとの戦争で追いやられる人間社会=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.14 10:48
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MERSの津波がさらって行った所で、新種の感染病恐怖は相変わらずだ。5月20日に最初の患者確診後ほとんどすべての行事が中止になっている中で、6月8日にソウル世界科学記者大会が開幕した。時期が時期だけにMERS特別セッションも開かれた。科学ジャーナリズムセッションも異彩を放っていた。「明日、自分がMERSの記事を書くならば何に焦点を合わせるか」という質問を与え2種類の答のうち1つを選んでグループに分かれて座った。答は「韓国がMERS事態(outbreak)にどのように反応しているのか」「ウイルス生物学・疫学・歴史はどうなのか」のうちの二者択一だった。オブザーバーとして参加して状況を見ると60対20だった。

次は双方の論拠を尋ねた。1つ目を選んだ側は「突発事態に対する対応が重要だが、科学記者の任務はそういうところにあるから」と述べた。2つ目を選んだ側は「新種ウイルス感染の実体が何なのかを取材してこそパニックを防げるため」と述べた。双方が同意したのは情報をコンテクストに合うよう提供し、大衆の合理的判断を導く科学コミュニケーションが容易ではないということだった。

 
戦争史の中の病原菌の破壊力は、驚くものだった。第2次世界大戦前の戦争では、戦闘で亡くなった戦死者よりも伝染病の死亡者が多かった。第2次大戦で逆転したのはDDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)のおかげだった。16世紀初期、中米のアステカ(Aztec)帝国がスペイン遠征軍を前に陥落したのは皇帝を含めアステカ族だけを選んで殺した天然痘のためだった。2000万人のメキシコ人口は100年で160万人に減った。16世紀初め、スペイン軍隊(168人)によるインカ族の滅亡も実は天然痘ウイルスが片づけたものだった。コロンブスの新世界発見(?)以後、北米インディアンは95%が消えた。異郷万里のユーラシアから新しく流入した病原菌が、免疫と遺伝的抵抗力のないアメリカ原住民を犠牲にしたのだ。

近代史の主な流行病はペスト・コレラ・天然痘・結核・マラリア・はしか・インフルエンザだ。その特徴は、動物に由来して人間同士で感染する伝染病に進化したということだ。9000年前から牛・豚などを家畜化しながら動物が病んだウイルスが人にうつり、人体に適応したウイルスで変移されたのだ。最近、数回の口蹄疫と2008年鳥インフルエンザ(H5N1)はそれぞれ9000億ウォンと6000億ウォンの被害を与えた。

ウイルスと人間の間の攻撃と防衛争いが激しい。病原菌はせきなどの症状を通じてほかの宿主に侵入する。水・空気はもちろん蚊・ノミ・蚤・シラミなどに無賃乗車して勢力を伸ばす。人体は感染すれば熱を出して病原菌を殺す。白血球などの免疫体系を働かせて打破する。抗体を作り、再びかからないようにする。ワクチンのおかげで天然痘は1979年に事実上根絶された(世界保健機構)。


【中央時評】ウイルスとの戦争で追いやられる人間社会=韓国(2)

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