連帯する「乙」による「甲」への反撃…日常の民主化の契機に=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.12.16 13:23
◆生まれた環境の良い女性の横暴にさらに憤怒
淑明(スクミョン)女子大学社会心理学科のキム・ヨンラン教授は2つのドラマと映画の人気を、「社会的弱者の共感と連帯」と解釈した。それとともに「階層間の壁が高まり、人々がこれを痛感することになったのに伴った現象」と説明した。「財閥の御曹司に出会い身分のレベルアップを実現した庶民層の恋人」のようなシンデレラストーリーの非現実性を悟り、自身と周辺の日常で繰り広げられるリアルな話にさらに興味を持つようになるということだ。