【社説】「言葉より行動」…それが国民の要求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.30 11:47
李明博(イ・ミョンバク)大統領はきのう、「いまは100の言葉よりも行動で見せる時」と話した。それこそ国民がこの政権に言いたい言葉だ。李大統領は、「今後北の挑発には必ず応分の代価を払わせる」「政府と軍を信じてほしい」と述べたが、行動がともなわなければ信頼を得るのは難しい。
北の挑発を抑止する力は言葉ではなく行動にある。李大統領の指摘通りに私たちは数えきれないほど北朝鮮の挑発を受けてきた。1・21青瓦台(チョンワデ、大統領府)襲撃事件、アウンサン廟テロ、大韓航空機爆破…。現政権になっても金剛山(クムガンサン)観光客射殺、天安(チョンアナン)艦爆沈が続いたが、一度も“応分の代価”を払わせることはできなかった。延坪島(ヨンピョンド)攻撃もその結果は違わない。北朝鮮に脅威を感じさせることができなかったためだ。