【社説】国連総会のイシューに急浮上した北朝鮮人権
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.15 13:44
明日からニューヨークで開催される今年の国連総会で、北朝鮮の人権問題が主なイシューに急浮上する見込みだ。総会期間に合わせて北朝鮮人権をテーマにした別途の閣僚級会議が初めて開かれるからだ。会議には韓国・日本・米国と欧州主要国の外相が出席し、年初に国連北朝鮮人権調査委員会(COI)が発表した報告書に再照明し、強力な国連総会決議案の採択について議論する予定だ。
北朝鮮人権問題が国際的なイシューになったのは昨今のことではないが、3月に国連人権理事会がCOI報告書を根拠に強力な対北朝鮮人権決議案を採択したのを契機に、関心の幅と強度が大きく変わっている。人権理事会は人権を侵害した加害者に対する国際法的な処罰メカニズムを用意し、北朝鮮人権問題を担当する国連事務機構の設立を決議した。これを受け、ソウルに北朝鮮人権事務所が設置される。