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「チャイナサイクル」の逆流…韓国も中国の本格沈滞に対応するべき(3)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.08.31 11:52
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◆資源輸出国も苦痛の逆流に巻き込まれる

米国・欧州連合(EU)など先進国の消費者は中国から流れ込む低価格商品で消費を楽しむことができた。2000年代に入って10年間、米国はインフレのない成長を享受した。逆に中国の消費者の購買力が高まり、IBM・GE・フォルクスワーゲン・サムスン・アップルなど多国籍企業は中国に集まった。これら企業にとって中国市場は最後の捕食の場だった。このように中国の成長はめぐりめぐって世界に「福音」を伝えた。今回の株価暴落は状況が変化していることを見せた。中国経済が失速し、成長鈍化による苦痛が同じ経路で世界に転移する可能性があることを確認させたのだ。「チャイナサイクル」の逆流だ。世界GDPの15%を占める経済大国の中国の沈滞は一部の国に致命的な打撃を与える可能性がある。「祝福」ではなく「災難」を与えかねない存在、西側メディアに映った今の中国がまさにこうした姿だ。

 
サイクル逆流の最も大きな被害者は資源富国だ。中国の資源需要が減り、価格が急落した。今年上半期、中国の全体輸入は前年同期比で19.1%(韓国貿易協会統計)減少した。同じ期間、豪州の対中国輸出は約32.6%、ブラジルは26.2%、ロシアは24.0%も減少した。資源依存度が高い国であるため衝撃はさらに大きい。このほか、アンゴラ・コンゴ・南アフリカなどアフリカの国とサウジアラビア・イランなどの中東産油国も「苦痛の逆流」に巻き込まれている。中国の輸出が減れば中間財の需要が減少し、これは周辺の東アジアに影響を及ぼす。今年上半期、韓国の対中国輸出は約7.2%減り、日本も10.8%減少した。多くの製造業が中国に渡った台湾の場合、中国がくしゃみをすれば風邪をひく状況となった。さらに深刻なのは中国の技術レベルが高まり、中国-東アジア国家間の分業構造が崩れているという点だ。もう中国は大抵の部品を自国で作る。韓国から輸入していた液晶表示装置(LCD)は広州にあるLGディスプレーから供給され、日本から輸入していたテレビセンサー部品を無錫の日中合弁工場で調達する形だ。このため対中国輸出は減少するしかない。東アジアの国には中国の成長も景気後退も負担となる。

欧米など先進国もサイクルの逆流を避けることはできない。中国に対する輸出比率が低く、直接的な衝撃から外れているように見えるが、中国消費市場が冷え込む場合、アップル・フォルクスワーゲンなど西側のメジャー企業も不安だ。バーバリー、ルイ・ヴィトンなど欧州ブランド企業も緊張しなければならない。中国ローカル(現地)企業が急速に競争力を高めていくのも西側企業には負担だ。まだ中国の消費市場が活発であるのが慰めとなる(今年上半期の中国の消費市場は前年同期比10.5%成長した)。

今回の株価暴落を中国経済のハードランディングの信号と見るのには無理がある。むしろ政府の無理な株式市場浮揚政策が招いた「政策の失敗」というのがより正確な診断だ。とはいえ中国マクロ経済に問題がないわけではない。従来の投資・輸出中心の成長戦略から消費・サービス産業中心に移る過程で体験する移行期の苦痛は避けられないとみられる。中国の成長の失速は避けられないということだ。世界が「チャイナサイクル」の逆流に備えなければならない理由だ。

(中央SUNDAY第442号)


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