「中国6~7%成長…ハードランディングの懸念は水増しされたもの」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.31 09:14
「今後数カ月間に(各国の)通貨切り下げがより競争的に起きるだろう」。
米エール大学のスティーブン・ローチ教授(70)は中国の人民元切り下げで世界の通貨戦争が加速化するものと予想した。最近行われた中央日報との電子メールでのインタビューを通じてだ。輸出依存度が高い韓国経済としては通貨戦争という荒波を避けることはできない。ここに中国景気の鈍化という暗雲まで押し寄せてきている。ローチ教授はしかし、「中国経済がハードランディングするだろうという恐怖は水増しされたもの。韓国経済に及ぼす否定的な影響は限定的だろう」と診断した。モルガン・スタンレーのアジア会長を務めたローチ教授は中国経済の権威に挙げられる。