「崔竜海の訪中は北の態度変化ではなく処世的戦術」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.05.27 14:23
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の特使として中国を訪問した崔竜海(チェ・ヨンヘ)人民軍総政治局長が、習近平国家主席に会った。北朝鮮の3度目の核実験と国連安保理の対北朝鮮制裁を契機に、中国の北朝鮮に対する態度が冷静になったという評価が多い。崔竜海の訪中は韓半島情勢にどんな影響を及ぼすのか。また来月下旬に予定された朴槿恵(パク・クネ)大統領の国賓訪問に対する中国側の期待は何か。中国指導部の隠れたブレーン、王逸舟北京大国際関係学院副院長(56)に会い、話を聞いた。インタビューは24日午前、王副院長の研究室で1時間半ほど行われた。王副院長は崔竜海の訪中について、「北朝鮮が態度を完全に変えたというより、最後の友邦である中国までも仲が悪くなってはいけないという北朝鮮の“処世的戦術”の変化」と評価した。
以下は一問一答の要旨。