【コラム】セウォル号、李完九…「告解」が出口だ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.15 15:44
このようにセウォル号と成完鍾、李完九の衝撃が一度に共同体を揺さぶったためか、劉承ミン(ユ・スンミン)セヌリ党院内代表の告解が特別に聞こえる。彼は院内交渉団体代表演説で自らに問うた。「犠牲者と行方不明者の家族に国家はなぜ存在するのか。我々はこの方々の涙を拭ってあげるべきではないのか」。ようやく恥を知る保守が登場した。
彼は自ら目指す保守を「正義感があり公正で、正直で責任感があり、温かい共同体の建設のために努力する保守」と整理した。競争する時はしても、あなたが水に落ちればどうにかして助けるという寛容と連帯の真正性があふれる。野党報道官は「保守が進むべき方向を示した名演説」と論評した。陣営を越えた与野党合意政治の道が見え始めた。