前FRB議長「米国の金利引き上げ、市場衝撃は一時的…韓国には有利の可能性も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.28 11:31
ベン・バーナンキ前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は27日「今年、米国の金利が引き上げられても市場の衝撃は一時的なもの」としながら「韓国は資本の流れをうまく管理すれば、むしろ有利な可能性もある」と診断した。この日、ソウル中区(チュング)のロッテホテルで東亜日報の主催で開かれた「2015東亜国際金融フォーラム」でのことだ。ウォン高の勢いや低成長など韓国経済の不安材料については「輸出と内需のバランス」を解決策として提示した。
最近、ジャネット・イエレンFRB議長が年内の金利引き上げを示唆しながらグローバル市場は緊張している。2013年にバーナンキ前議長が量的緩和の縮小を言及した時は債権金利が急騰するなど市場が揺れ動いた。