1秒…まばたきする間に服が乾く=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 13:39
2005年春、大阪にある三菱商事繊維部門の応接室。生地輸入を担当する責任者クラスの担当者が現れると、ベンテックスのコ・ギョンチャン代表は礼儀正しくお辞儀をした後短く話した。「長い時間は取りません。きっかり1分だけ説明して出て行きます」。
すでに伊藤忠や丸紅など他の日本の総合商社で門前払いにあった事実を知っていた三菱商事の担当者は同情心から役員会議室に連れていった。コ代表は役員に会うとすぐにかばんの中から繊維の生地を取り出した後、水を注いだ。水はあっという間に反対側に通り抜けた。そして湿気に反応する感知器を生地に当てた。何の音も出なかった。水に濡れた生地があっという間に乾いてしまったためだ。彼の驚きのプレゼンテーションを見ていた役員の開いた口は塞がらなかった。