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1秒…まばたきする間に服が乾く=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 13:39
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2005年春、大阪にある三菱商事繊維部門の応接室。生地輸入を担当する責任者クラスの担当者が現れると、ベンテックスのコ・ギョンチャン代表は礼儀正しくお辞儀をした後短く話した。「長い時間は取りません。きっかり1分だけ説明して出て行きます」。

すでに伊藤忠や丸紅など他の日本の総合商社で門前払いにあった事実を知っていた三菱商事の担当者は同情心から役員会議室に連れていった。コ代表は役員に会うとすぐにかばんの中から繊維の生地を取り出した後、水を注いだ。水はあっという間に反対側に通り抜けた。そして湿気に反応する感知器を生地に当てた。何の音も出なかった。水に濡れた生地があっという間に乾いてしまったためだ。彼の驚きのプレゼンテーションを見ていた役員の開いた口は塞がらなかった。

 
コ代表は、「最初は短く終わらせようとしていたプレゼンテーションの時間は1時間以上に伸びた。われわれの製品との比較のために持って行った競合会社の製品では40分過ぎても水気が残っているのを見てみんな驚く雰囲気だった」と振り返った。この製品はコ代表が開発した“1秒で乾く繊維”の「ドライゾーン」だ。

大阪でのプレゼンテーション後、三菱商事の担当者は頻繁にソウル・蚕室(チャムシル)にあるベンテックスのオフィスを訪れることになった。結局三菱商事はベンテックスへの投資を決め、日本国内独占販売契約を締結した。現在ベンテックスは三菱商事だけでなくパールイズミ、エディー・バウアー、ザ・ノース・フェイスなど、世界の大手スポーツウェア企業を取引先に持っている。韓国の生地会社では初めてナイキの技術開発パートナーに登録されていたりもする。これらはすべてベンテックスから差別化された高機能繊維生地を供給されている。

製品のアイデアはある瞬間に偶然にやってきた。普段のように運動をし、汗のために服が体に張り付いたのを見て、「汗をすぐに服の外に排出しすぐ乾くようにすることはできないだろうか」と考えた。同時に雨が服の中に染み入らないようにする方法も深く考えた。3年余りの研究の末に、水を押し出す原糸と水を吸い込む原糸を3次元立体構造で設計した後に特殊加工技術を加えた「ドライゾーン」の開発に成功した。

コ代表は、「だれもが繊維産業を斜陽産業というが、核心技術を確保するならいくらでも付加価値を生み出すことができる。その結果われわれは協力会社や系列会社ではなく、世界的なスポーツウェア会社の本社と直接交渉する水準に達した」と話した。

済州島出身の彼は裕福ではない家庭に育った。軍隊で休暇になれば家に負担になるからとソウル・竜山(ヨンサン)にある軍用宿泊施設で数日過ごしてから部隊に復帰したこともある。大学の授業料も自分で稼がなくてはならなかった。そのため休みになると釜山(プサン)で荷物を担いで行商をした。行商は初心者だったが手腕は良かった。夏になれば釜山市内の主要な市場を歩き回り簡易シャワーを売った。水道の蛇口に連結して使う即席シャワーだ。真夏で汗にびっしょり濡れた商人からの注文が殺到した。コ代表は、「80年代中盤の大学の授業料は40万ウォン程度だったが、1日に10万ウォン以上稼いだこともあった。顧客に必要なものが何かを見極めることが商売の基本だということをその時悟ることになった」と説明した。


1秒…まばたきする間に服が乾く=韓国(2)

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    1秒…まばたきする間に服が乾く=韓国(1)

    2014.12.15 13:39
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    汗を冷却エネルギーに使う繊維「アイスフィル」、反対に発熱エネルギーに使う新素材「メガヒート」、羽毛に代わる光発熱充填材「ソラボル」などを開発したベンテックスのコ・ギョンチャン代表が製品の特徴を説明している。
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