朴大統領「北に対話の意思」…羅津・ハサンで経済協力推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.11 10:34
朴槿恵(パク・クネ)大統領が10日、「北が対決的な発言を繰り返し、民間交流を数多く中断したが、最近は対話と協力の意思を少しではあるが表している」とし「政府は常に対話と協力の扉を開いており、北が対話テーブルに出てくるのを待っている」と述べた。朴大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)で統一準備委員会の民間委員と集中討論会を開き、「変化と協力が国際社会の大きな流れであることを見せる代表的な事例」とし「その変化に北も背を向け続けることはできないだろう」と繰り返し強調した。
朴大統領はこの日、北朝鮮との保健・医療協力に期待を表した。朴大統領は「北の住民の結核、風疹を予防するためにワクチンと抗生剤を支援することから始め、疾病管理レベルの中長期的な解決策を模索していかなければいけない」とし「今後、南北がともに保健医療協力のために向き合い、中国・日本など周辺国と疾病対応協力体系を構築し、保健医療人材を養成していけば、より健康で安全な北東アジアを築くのに寄与することになるだろう」と述べた。